伊豆半島のランドマークマウンテン、大室山、伊東のシンボルでもある。標高580m、お椀をの伏せたようなまんまるい山が四季折々の表情を見せてくれる。 大室山は約4000年前の噴火で出来上がったれっきとした火山である。
その溶岩は城ヶ崎海岸一帯のリアス式海岸を形成し、自らは多孔質岩が累積したスコリアの丘となって今日にある。
全山スコリアで形成された山は学術的にも貴重なもので、平成10年には国の天然記念物として登録され、伊豆半島ジオパークの重要な資源となっている。
山麓には1年を通して桜が咲く「さくらの里」を抱き、山頂からは360度パノラマの展望を楽しむことができ市民と観光客の憩いの場となっている。