天狗の詫び証文

♪ヨーでる ヨーでる ヨーでる ヨーでる
ようかいでるけん でられんけん♪

「妖怪ウォッチ」が子供たちに大人気なので

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伊東にまつわる妖怪の話?!
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有名な「天狗の詫び証文」の紹介です。


万治元年(1658年)、今から300年以上前のこと。。。

伊東から修善寺に通じる道の柏峠に
毎夜天狗が出没しては悪さをし、旅人を悩ましていました。

そこで、名僧と言われていた
佛現寺の日安上人が柏峠で7日間祈祷し、
老松の元で七日七晩読経を続けました。

満願の日に上人のもとへ現れた天狗は
なんと鼻が三尺90㎝だったとも言われています。

日安上人が天狗の鼻をひねると、天狗は老松の上に逃げていきました。
数日後、老松を切り倒そうとすると、
老松が地響きをたてて倒れ、巻紙が舞い落ちてきました。

それからというもの、
今まで悪さをしていた天狗は出没しなくなったため、
巻物は天狗のおいていった詫び証文だろうと
佛現寺に大切に保管されています。


【詫び証文】
■この詫び証文については、いろいろな説があります。
が、いまだ誰にも解読されていません。
※お寺へ事前に連絡をすると、
詫び証文の複写をみせてもらえるようです。

■すごい数の文字がかいてありますが一つとして
同じ字はないそうです。

■伊東市内から柏峠へ向かうハイキングコース中に、
”馬場の平”と言う所があり、 以前は
「天狗の詫び状が置かれた場所の目安」として
小さな石塔があったそうなんですが、現在はないようです。

佛現寺:よしのより車で約10分
【毘沙門天王 海光山 仏現寺】
日本三大句碑の荻原井泉水の句碑

伊東市物見ケ丘2-30
0557-37-2177
駐車場あり